次に乗ったのが芸備線と木次線。
想像していたとおり、かわいい一両車両がやってきた。
乗客は数人。
しかも、みんな一人。鉄道好きな感じの男性ばかりだった。。。
みんな思い思いに鉄道旅を満喫しているようだった。
運転席をのぞきこむ人。時刻表を見てる人。写真を撮っている人・・・。
きっとみんな18旅ばかりだろうから、この線は採算とれてるんだろうか?と心配になる。
赤字路線なんだろうけど、この素晴らしい鉄道遺産的存在が廃線になるのは惜しすぎる。
惜しまれてなくなっていった路線がたくさんあるんだろうなぁ、とちょっと感傷的になる。
18旅の人ばかりなので乗り降りもなく静かに山中を進んでいたが、ある山の中の駅で中学生くらいの男の子が降りた。
母が、「おばあちゃんでもいるのかなぁ?」と不思議そうに言っていたが、よく見てみると電車を降りた後、一生懸命ホームから車両の写真を撮ってる!!
彼もただの鉄道好きだったのか!しかもこの後数時間電車が来ないのにどうするつもりなんだ??ととーっても気になってしまった。
木次線に乗り換える備後落合駅に到着。
乗り換えと言っても接続がいいわけもなく(まぁいいほうなんだろうけど)ここで40分ほど待つ。
しかし完全な山の中。何もない。民家が数件あるくらい。
自動販売機すらなく、ただひたすらぼーっとするしかなかった。まぁこれも18旅のご愛嬌。
駅には訪れた人が書いていったノートが置いてあって、みんなのコメントを眺めつつ、しばし山の空気を楽しんだ。


木次線ももちろん1両。乗っているメンバーも先ほどと変わらずだった。
みんなどこへ行くんだろうね。
木次線のメインはスイッチバックや車窓から見えるループ橋。
下調べがいまいちでも、どこが見所かは周りの反応ですぐ分かる。
ループ橋が近づくと、同乗していた鉄道愛好家が一斉に窓にカメラを向けて構えだす。
「あ、こっちに何かあるんだ・・・」と私も真似してカメラをスタンバイ。
緑の中に浮かぶ赤い橋はとってもきれいだった。ループ橋は・・・ものすごく眼下に見えた。
かなり高いところを電車は走っているようだ。列車はゆっくり確実に登っていた。
次にスイッチバック。私は初めての経験だった。
若い運転手さんが運転席を前から後ろに移動するのが、なんだかのどかで楽しかった。
線路が切れているところを見るのもなかなかおもしろい。

スイッチバックが終わって止まった出雲坂根駅には、湧き水があり、これまた数分の停車時間にみんなが水をくんだり写真を撮ったり・・・。
同乗者たちとは無言のうちに同じことを楽しんでいる不思議な一体感が生まれてた。(私だけ?)
亀嵩へは1つ前の出雲横田駅でまた乗り換えが必要。そして30分ほど待ち時間があった。
このちょっとした時間に外に出て駅前を散策できるのも18旅の好きなところだ。